より良い家にするために。施主に必要な心がまえとは。
ここまで、数あるハウスメーカーからアイ工務店を選んだ理由を「15の魅力」として紹介してきました。
しかし、この魅力は、誰もが享受できるものでもないと思っています。
家づくりには、多くの人が携わっています。その人たちのモチベーションが高まって、調和して、初めて全体としてまとまりのある、素敵な家が完成するのではないでしょうか。
それには、私たち施主の関わり方も非常に重要です。
以下、3点を心に留めておくと、満足度の高い家づくりができると思いますので、参考にしてみてください。
家づくり・施主の心がまえ3箇条
家づくりをとにかく楽しもう

家づくりは楽しんだもの勝ちです。
皆さんも経験があると思いますが、ポジティブな気分のとき、驚くようなアイディアが浮かぶことがあります。脳内にドーパミンなどのホルモンが分泌されるからです。
逆に、ネガティブな気分のときに、良いアイディアや建設的な提案が生まれることは稀です。
家づくりは、発想やひらめきといったクリエイティブな要素が仕上がりを大きく左右するため、皆さん、とにかく前向きに、家づくりを楽しみましょう。
途中で、何か問題にぶち当たったときも、その逆境を楽しむぐらいの気持ちの余裕があれば、向かうところ敵なしの、満足度の高い家が完成するはずです。
想像力をふくらませよう

こちらは、特に、これからアイ工務店で家づくりを始められる方にお伝えしたいことです。
打合せで使用する図面は、平面図と立面図が基本になります。
つまりどういうことかと言いますと、「立体的なイメージ図がないため、想像するしかない」のです。
私たちの場合、せきさんから2度ほど、室内の3Dパース図面を3枚いただくことができました。
しかし、当然ながら、全ての部屋のパース図面がついていたわけではありません。

玄関や、洗面所なんかは、一度3Dパースで見てみたかったよね。



スキップフロアは、リビングやキッチンから見上げたときのアングルと、スキップから1階を見下ろしたときの両方のアングルが欲しかった・・。
こうなると、「なるようになれ」と何もしないのも、私たちの性格が許さなかったので、平面図から位置情報を読み取りながら空間をイメージしてみようと試みたのですが・・・
図面から見たこともない空間を想像するのは、なかなか難しい作業でした。
こんなとき、私たちが実践した「イメトレ」法をご紹介します。
イメトレ法とは、メジャーと小物(目印になればなんでも可)を使って、自分の知りたい空間の広がりをイメージする方法です。
たとえば、玄関を開けて入ったときの空間をイメージしたいとします。新居の間取りで玄関上がり(框【かまち】という)からリビングドアまでの距離が120cmだとしたら、その距離を、今住んでいる家のリビングドアを使って当てはめてみるのです(写真)。120cmを実測し、ポイントに実際に立ってみて、「玄関上がると、このぐらいの距離に扉があるんだな」と、イメージしてみます。
こうすることで、頭の中で考えを巡らすより、はるかに空間をイメージしやすくなるのでお勧めです。





傍からみると、けっこう、アナログなこともやってましたね(笑)。
実は、こうした3Dパース図面に頼れない状況は、インターネットで確認する限り、他のハウスメーカーでも大きく変わらないようです。
なぜなら、パース図の作成には、CG系ソフトの技能習得が必要になるため、基本的には専門のスタッフに作業をお願いせざるを得ず、ちょくちょく頼むことが困難なためです。
制作費用も発生してしまうため、多くの図面の提供が難しいのです。
とは言え、アイ工務店は、スキップフロアやハーフ吹き抜けなどの、縦空間の設計が得意なハウスメーカーです。
「スキップフロアやハーフ吹き抜けを取り入れた新居にしたい!」となったとき、平面図だけだと想像が難しい部分も出てきます。
そのような場合は、担当営業さんに相談して、気になる部分の3Dパースを作成してもらえないか相談するのも一つの手だと思います。



この3Dパースについては、みなさんのお役に立てるように、そして、私たちの紹介特典の目玉になるように(笑)、まぁちゃんが現在、猛特訓中です・・・!



ちょっとちょっと・・・汗
今、ひーこら頑張ってます(笑)。
詳細は、私たち施主の紹介特典ページにも載せてます。ご参考までに♫


感謝の気持ちを伝えよう


冒頭にも書きましたが、家づくりは、人間が行うものです。
自分たちの家を作るために、一生懸命ご協力くださっている方たちがたくさんいます。
その人たちに、感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることで、お互い良好な関係でいつづけることができ、先方も、よりよい家にするためのアイディアの引き出しをいっぱい開けてくれます。
でも。
もし、これが、
「私は客なんだから、そのくらいやってくれて当然」
といった態度だったらどうでしょうか。
家づくりは、完成まで長い期間を要するものです。その場の「勝ち負け」だけを重視して、関係がギクシャクしたまま進めても、相手からよい引き出しを得ることもできず、成功はおぼつかないでしょう。
仮に、その場ではうまくいったとしても、人間関係のしこりが、長い目でみた時にマイナスに働くことだってあります。
お互いを活かしあい、讃え合い、感謝し合う。そんな「Win-Win」の関係が理想です。
また、家づくりは「一生の買い物」とも呼ばれるぐらい、お金のかかるもの。
にもかかわらず、今、家づくりを始められる状況にあるのであれば、多かれ少なかれ、周りの方の支えがあってのこと。それは、なかなか有り難いことなのです。



現実的には、家づくりを始めたくても始められない方もいらっしゃいます。
普段から、感謝の気持ちを忘れずに、相手がしてくれたことには、素直に感謝の気持ち「ありがとう」を伝える。これができると、周りがもっとあなたの味方になってくれると思います。



私事で恐縮ですが、このブログを始めたきっかけも、家づくりへの感謝の気持ちからなのです。
チャンスをくれた両親や、素晴らしい提案と協力をしてくださっているアイ工務店の方々。そういった人たちに何か恩返しできることはないかと思い、始めたものです。
このブログを見て「アイ工務店っていいな」と思ってくれるファンが、少しでも増えてくれればいいなと思って作っています。
そういった感謝の気持ちが人を動かす原動力にもなるのです。